株の配当金や株主優待を受け取るには「権利付き最終日」をまたいで株を購入しておけば権利を得ることができます。最短だと「権利付き最終日」に株を買い、その翌営業日である「権利落ち日」に株を売却した場合でも、配当金や株主優待を受け取る権利を得ることができます。このページは2015年1月~12月までの各月ごとの権利付き最終日、権利落ち日を紹介します。
権利付き最終日、権利落ち日とは?
まず、基本として株に投資をして配当金や株主優待を受け取るには、それぞれの企業が定めている基準日の時点で株主名簿に名前がのっている必要があります。
そしてその名簿に載っている株主に対して配当金や株主優待などの権利が与えられます。
ということはその名義がチェックされる日に株を所有していればOK。逆をいえばその日だけの株主であってもそうした権利を得ることができるわけです。
じゃあ、それがいつなのか?ということですが、それが「権利付き最終日」の大引けです。
つまり、権利付き最終日の大引け(当日の最終取引)までに株を購入し、翌営業日以降まで持ち越すことができれば権利が取得できるわけです。
なお、権利確定月は銘柄によって決まっています。年に2回配当や優待を出す企業は1年に2回の権利月最終日があることになります。
詳しくは「配当金・株主優待はいつ受け取ることができるのか?」などの記事も参考になるかと思います。
2015年の各月ごとの権利月最終日の一覧
2015年の1月~12月までの月ごとの権利月最終日をまとめています。なお、それぞれ「月末」が権利確定日のケースです。
月 | 権利付き最終日(この日までに買っておく) | 権利落ち日(この日以降売却可能) |
1月末 | 1月27日(火) | 1月28日(水) |
2月末 | 2月24日(火) | 2月25日(水) |
3月末 | 3月26日(木) | 3月27日(金) |
4月末 | 4月24日(金) | 4月27日(月) |
5月末 | 5月26日(火) | 5月27日(水) |
6月末 | 6月25日(木) | 6月26日(金) |
7月末 | 7月28日(火) | 7月29日(水) |
8月末 | 8月26日(水) | 8月27日(木) |
9月末 | 9月25日(金) | 9月28日(月) |
10月末 | 10月27日(火) | 10月28日(水) |
11月末 | 11月25日(水) | 11月26日(木) |
12月末 | 12月25日(金) | 12月26日(月) |
なお、3月末、9月末は多くの企業の権利確定月となっています。