09 July

SQの日の寄り付き前の気配がストップ高・ストップ安のような異常な気配になる理由

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sq本日(7/8)はSQでしたね。SQ日は先物取引やオプション取引の清算日です。3月、6月、9月、12月のSQ日(第2金曜日)をメジャーSQ(先物+オプション清算日)、それ以外の月をマイナーSQ(先物のみの清算日)と言います。

SQ自体の説明については「SQとは」でも説明していますが、今回はそんなSQ日には、寄り付き前の株式の気配値がストップ高、ストップ安のような異常値になっているのに、寄り付き直前に通常の価格になってしまう現象について説明していきます。

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SQ日は日経225採用銘柄を中心に異常な気配値を寄り付き前につける

特にメジャーSQでよくみられる光景ですが、日経225銘柄(いわゆる日経平気株価構成銘柄)を中心に寄り付き前の気配がストップ高やストップ安のような水準になっていて、びっくりしたという投資家の方がいらっしゃいます。

SQ日はオプションや先物の清算価格を決定します。それぞれのオプション・先物のポジションを持っている投資家にとっては数円の差が大きな金額になる場合があります。特にオプションは権利行使価格に達している(インザマネー)、達していない(アウトオブザマネーかで大きな違いが出てきます。
そんな清算価格を決める日なので、自分にとって有利な価格となるように、バンバン見せ板を出して価格形成をかく乱しているというのがSQ日の寄り付き前の気配値が極端な数字になる理由です。

ちなみに、日経平均株価の先物やオプションのSQ値は225構成銘柄の寄り付き値で計算されます。

SQ日(特にメジャーSQ)はこうした見せ板によるかく乱に騙されないように注意してください。
そもそも、「見せ板」については、やってはいけない株取引のまとめでも書いていいる通り禁止されている取引なのですが、現実には堂々とやられていますね。

まあ、実際のところは取引するつもりだったけど、取り消したと言われたら何とも言えない状況もあるのでしょう。

 

基本的には寄り付き直前には通常の価格に戻る

こうしたSQ日における異常な気配も、8時58分、8時59分といった寄り付き直前には大口の注文が取り消される、あるいは別の注文が入るなどして、妥当な水準(前日終値近辺)に落ちつことが多いです。

もちろん、「株価が前日の終値と始値が違う理由は?」などでも書いている通り、前日のNY市場などの動向や当該銘柄に関するニュースなどで、前日終値と同じ金額で始まるというわけではありませんが、特に材料が出ていないのであれば近い水準に落ち着きますので、あわてて注文を出したりしないようにしてくださいね。

 

以上、SQの日の寄り付き前の気配がストップ高・ストップ安のような異常な気配になる理由を紹介しました。

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