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SBI証券の一般信用取引で株主優待クロス取引のやり方

sbi株主優待について現物買い+空売りを組み合わせることで、優待だけを受け取る株主優待クロス取引は各方面で紹介されているので有名になってきました。ところが参加者が増えたことで「逆日歩リスク」が大きくなってきたのも事実です。

そ の中で注目されているのがSBI証券が提供している一般信用短期売り(5日)です。逆日歩が発生しない一般信用取引の空売りで、こちらを利用すれば逆日歩 リスクゼロで株主優待のクロス取引が可能です。今回はそんなSBI証券での一般信用短期売りを利用した株主優待クロス取引のやり方を説明します。

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優待クロス取引とは?

優待クロス取引というのは、信用取引の空売りと現物買いを組み合わせることで、株価に対して中立じな状況を作った上で、株主優待の権利だけを取得するという取引です。

詳しくは「1日だけ株主になって株主優待だけをタダでゲットする方法と注意点」でもまとめています。株主優待クロス取引の基本をご存じない方はまずは上記をご一読ください。

 

SBI証券の一般信用短期売りで逆日歩リスクなく優待ゲット

まず、知っておきたいのは一般信用短期売りは注文日の翌日からカウントして5日後が決済期限となっている信用取引だということです。非常に短期間の信用取引となります。

SBI証券では一般信用取引の空売りについて「HYPEER(デイトレード)」「日計り(デイトレード)」「短期売り(5日)」「無期限(期限なし)」があります。株主優待クロス取引で利用できるのは「短期売り(5日)」「無期限(期限なし)」だけです。

そのうち、株主優待銘柄についてはほとんどが「一般信用短期売り」に指定されています。
無期限信用取引はそれだけの株数を常時SBI証券が確保する必要があります。SBI証券は「貸株サービス」などを提供することで自社の投資家からも株式を確保していますが、多くが個人投資家であるという関係から優待銘柄については優待取りのため、貸株から外れることが多く、結果として株式を確保することができないのです。

結果として株主優待銘柄のクロス取引に関しては株不足について対応しやすい「一般信用短期売り」で売買することになります。

 

いつ空売りをすればいいのか?

これは単純です。権利落ち日を返済日とすればよいわけです。
SBI証券の一般信用短期売りは売買日からカウントして5営業日後が決済期限です。
つまり、権利落ち日の5日前(営業日前)以降の空売りであれば、権利落ち日まで空売りを継続することができます。

たとえば、2016年6月の権利付き最終日は6月27日(月)で6月28(火)が権利落ち日です。ということは6月28日の5営業日前以降なら優待の権利獲得ができるまで空売りが継続できます。

実際のカレンダーで見てみましょう。
6/21(火)この日の19時以降で翌日分の注文が可能
6/22(水)1日目
6/23(木)2日目
6/24(金)3日目
6/25(土)—(非営業日)
6/26(日)—(非営業日)
6/27(月)4日目(権利付き最終日)
6/28(火)5日目(権利落ち日・信用取引期限)

こんな感じになります。6/21の19時に翌営業日(6/22)の一般信用空売りができます。
数に余裕がない銘柄は空売りができないので、当時は19時になるタイミングを見計らって狙った優待銘柄の短期売りをするという形になります。

人気の銘柄は即完売となることも多いので、どの銘柄を狙うかはある程度事前に考えておきましょう。
空売り注文を入れることができたら、同銘柄について同数量の現物買いの注文も入れておきましょう。ちなみに、どちらも価格指定は「成行」とします。

こうしておけば6/22の寄り付きで同価格で空売りと現物買いの注文が成立するはずです。

 

裏技、期限を無視して強制決済で1日早く空売りをする

これは個人的にはルールを無視するやり方なのであまり推奨したくはありませんが、5日という決済期限を無視することで事実上6日前から空売りをすることが可能です。上記のスケジュールでいえば6/20の19時以降で空売りをするという方法です。

上記のケース本来なら6/27の権利付き最終日が決済期限です。ただ、それを無視して引けまで返済しなかった場合、6/28に強制決済(反対売買)されます。このケースでも権利取りは可能です。ただし、この場合は後述する「現渡し」による決済をすることはできませんので、手数料を余計に支払うことになります。

 

バカにならないコストも考えておこう

ちなみに、この一般信用取引を利用した取引にはコストがかかります。

 

1)売買手数料
信用取引の売りと現物株の買い手数料がかかります。100万円だと一般信用空売りが388円、現物買いが540円の合計で928円必要になります。

なお、権利落ち日は、現渡しを選択すれば返済時の手数料はかかりません。現渡しをしない場合(強制決済を利用する場合)は返済時も同様の手数料が必要となります。
現渡しを利用した手数料節約術については「株の売買手数料を節約。「現引き」「現渡し」を使った現物株売買のやり方」でもまとめていますのでご参照ください。

 

2)金利(貸株料率)
短期売りの場合、貸株料として年率3.9%必要になります。これが意外とばかになりません。5日丸々ポジションを維持する場合には、3.9%×5日÷365日の貸株料が発生します。なお、受け渡し日の関係によってはもっと長くなるケースもあります。
上記のケースだと「0.0542%」になります。100万円分だと5日で550円くらいかかる計算になります。

 

合計で1500円弱のコストがかかることになります。これだけのコストをかけて2000円くらいの株主優待をもらうという取引はあまり効率的とはいえ そうにないですね。そのあたりはしっかりと検討したうえで、クロス取引をするなら、優待ならなんでももらうというスタンスではなく優待をもらうメリットの 大きなものに絞ったほうがよさそうです。

>>SBI証券公式ホームページはこちら

 

以上、SBI証券の一般信用取引で株主優待クロス取引のやり方を紹介しました。

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