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株主優待がある上場企業で従業員持株会をやっている方が損しないための手続き

key-in-hand-1313432上場企業の3割超が株主優待制度を設けている現在、株主優待制度がある企業で働いている方も少なくないはずです。また、企業によっては従業員持株会という給料天引き&自社株への積み立て投資が可能な制度が用意されているところも多いでしょう。

補助などが利用できることもあり、従業員持ち株会を利用している人も少なくないと思いますが、従業員持ち株会で株を積み立てするデメリットに「株主優待がもらえない」というところがあります。このデメリット、手続きさえすれば一気に解決するので、損をしないようにしっかりと手続きをしましょう。

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従業員持ち株会で購入した株は持株会の名義

従業員持ち株会は上場企業の9割超が導入しているといわれています。持株会を利用すると奨励金が支給されることもあるので有利に資産形成が可能です。そのため、利用している方も多いのではないでしょうか?

従業員持ち株会(制度)がある会社にお勤めの方は、会社四季報などを見てみてください。「従業員持ち株会」という大株主が登録されていることに気づくはずです。
(参考:会社四季報の読み方

株主優待や配当金などは基本的に「名義人」に対して提供されます。
そのため、株主優待制度がある会社の場合は持株会に対して配当や優待が渡されます。

配当金に関しては1株当たり○円という形で行われるので持ち株に応じた分配が容易です。一方で株主優待に関しては株数と比例するわけではないので分配が難しいです。そのため、個人単位に提供されることはないかと思います。

そのため、従業員持ち株会名義のままで持株会を続けていると優待分だけ損をすることになるわけです。

 

1単元以上なら持株会から自分名義の証券会社に株を移せる

従業員持ち株会は積み立て投資です。積み立てを通じて保有株数が株式の売買単位である1単元(多くの会社は100株単位ですが会社によって異なります。)を超えた場合には、持株会から自分名義の証券会社の口座に株式を移動させることができます。

この時点で当該株式の名義は「従業員持ち株会」→「あなたの個人名」となります。
これ以降はあなた自身が1株主として扱われるようになりますので、株主優待の設定があれば株主優待を受け取ることができます。

 

さらに、貸し株制度がある証券会社を使えばさらにメリットが

長く持株会に参加している方はそれなりのまとまった金額の株式を保有されているケースも多いでしょう。そういう方に特にお勧めなのが「貸し株サービス」の活用です。

一部の証券会社では個人投資家が保有する株式を証券会社にレンタルすることでレンタル料(貸し株料)を受け取ることができます。利率は0.1~20%程度と銘柄の需給状況によって幅がありますが、場合によってはかなりの収益となります。

具体的な貸し株サービスの仕組みやサービスを提供している証券会社の比較等については「ネット証券の貸株サービスのメリットとリスク」で記事にしているのでこちらをご参照ください。

なお、従業員持ち株会から株式を移動させるときは持株会が指定した証券会社にしか移動できません。貸し株が可能な証券会社にはその後「移管」という手続きを行う必要があります。
(参考:証券会社を変更する手続きの流れ(移管)

 

いかがでしょうか。従業員持ち株会を利用している方で単元株以上を持っている方はぜひご活用ください。

以上、株主優待がある上場企業で従業員持株会をやっている方が損しないための手続きについての紹介でした。

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