投資信託

マネックス証券、ロボアドを使ったETF投資サービスのマネックスアドバイザーのサービス開始

大手ネット証券のマネックス証券はロボアドを利用した投資サービスであるMonexAdviser(マネックスアドバイザー)のサービスを提供します。

すでにマネックス証券はバンガードやセゾンなどと連携した「マネラップ」のサービスを提供しておりますが、マネックスアドバイザーはこれに続く第2弾のサービスとなります。サービス内容としてはマネラップのような完全自動運用ではなく、ロボアドを利用した資産配分サポートサービスのような位置づけのようです。

今回はそんなMonexAdviserのサービスについて分析していきます。

>>マネックス証券公式ホームページ

マネックスアドバイザーのサービス内容

マネックスアドバイザーはロボアド(ロボットアドバイザー)を利用した投資サービスです。ロボアド投資については以下の記事で詳しく紹介しているので、ロボアドって何?という方はまずは以下記事をご覧ください。

[bloglink url=”https://money-magazine.org/robot-adviser/”]

投資対象となるのは国内ETF(iシェアーズETF東証上場シリーズ)です。

  • 国内株
  • 先進国株
  • 新興国株
  • 先進国債券
  • 先進国社債
  • 国内REIT
  • 海外REIT

の合計7本です。これを投資家のリスクレベルや運用資産の性質などに応じてロボアドが配分提案をしてくれるサービスとなっています。マネラップWealthNaviのように海外ETFを対象とするロボアド投資、楽ラップなど国内投資信託を対象とするロボアド投資はありましたが、国内ETFを対象としたものはネット証券では初めてです。

毎月の積立投資にももちろん対応しています。特徴として「スマート積立」というサービスがあります。
最適なアセットアロケーション(資産配分)と実際の運用比率については時間ともに(相場変動とともに)ずれていきます。

そのためにはリバランスが必要になるわけです。設定した買付金額内にて最適な買付銘柄と数量を積立てていくことができます。資産配分を目標ポートフォリオに近づけるように注文することで、いわゆる「ノーセルリバランス」が実施できるわけです。

[bloglink url=”https://money-magazine.org/%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B/”]

 

 

マネックスアドバイザーは低コスト運用が魅力

強みといえる部分はコストでしょう。
同じようなロボアド運用サービスは基本的に運用商品の信託報酬を含め年率1%弱程度の運用コストがかかるところが多いです。

一方で、マックスアドバイザーについてはETFの信託報酬を含めたとしても年率0.5%~0.6%程度になると考えられます(マネックスアドバイザー0.3%+運用するETF信託報酬)。ロボアド運用には興味があるけど、1%近いコストは高いな……と思っていた方にマネックスアドバイザーはかなり魅力的な運用商品だと思われます。

 

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。