ネット証券では自社のユーザー向けに投資ツールを提供しています。中でも大手ネット証券の楽天証券が提供している「マーケットスピード(Market Speed・マケスピ)」は多くの投資家から高い評価を得ているトレーディングツールです。
このマーケットスピード。株取引などのツールとしてだけではなく情報収集用のツールとしても活用できるようになっています。
今回は楽天証券の最強ツールであるマーケットスピードを無料で利用する方法をまとめていきます。
マーケットスピードにはどんな機能があるの?
・口座情報の確認(残高・入出金等)
・注文約定情報の確認(売買成立の照会等)
・株価情報の確認(市況情報、チャート、ザラバ、ランキング情報)
・ニュース(投資情報、新聞情報など)
こうした情報やツールがひとまとめになっています。トレーディングツールとしてだけでなく、情報収集用のツールとしても魅力的で、特に日経新聞の情報(朝刊や夕刊の記事を含む)などが確認できる日経テレコン21(楽天証券版)が使えるのはかなり魅力的です。
・日経新聞の記事や過去記事の検索ができる日経テレコン活用法
・日経テレコンが使える証券会社の比較
日経テレコンを提供しているのは楽天証券と丸三証券くらいなのでかなり貴重です。
マーケットスピード(Market Speed)は有料?無料?
マーケットスピードはほぼ無料といえるツールなんですが原則的には有料のツールとなっています。
利用料金:2,500円(税別・3か月あたり)
となっており、1カ月当たりの利用料金は833円(税別)となります。結構お高いですね。いくら有能なツールとは言ってもこの料金をポンと出せる人はそう多くないのではないでしょうか。
無料条件がたくさんある
上記の料金はあくまでも「原則として」というお話です。実際には楽天証券は様々な無料で使える条件が用意しているので、多くの方はマーケットスピードを事実上無料で使えるはずです。
1)口座開設で無料
口座開設から3か月は無料です。この期間中に次の(2)か(3)の条件を満たせばずっと無料となります。
2)FX、信用取引、先物OP(オプション)口座開設で無料
FX口座や信用取引口座、先物・オプション取引口座の開設(どれか一つでOK)をすればずっと無料になります。口座を開設するだけでOKなので取引しなくても大丈夫です。
3)30万円以上の資金を預けておけば無料
上記の信用取引口座などは怖いという方は楽天庄家円の口座に30万円以上預けておけばずっと無料です。現金である必要はなく、株や投資信託などの運用資産であってもOKです。
というわけで、楽天証券のマーケットスピードはほぼ無料で使うことができます。記事の途中でも書きましたが日経テレコン21は本当に便利ですよ。ちなみに、スマホ版(iSPEED for iPhone/Android)も用意されています。
こちらは最初から無料で利用できます。
おすすめした日経テレコン21も見ることができるので、移動中に新聞やニュースを見たいという方はニュースサイトアプリよりもこっちのほうがいいかもしれません。