LINEの米国ADR(LN)に投資可能な証券会社

ln2016年の注目IPOのLINE。東京証券取引所とニューヨーク証券取引所(NYSE)への同時上場も話題になっています。上場日は7/15(東京)、7/14(NYSE)です。時間上はニューヨーク証券取引所への上場が先です。LINEは米国での知名度が低いため、株価を主導するのは日本市場になりそうです。

そう考えた時、先行する米国市場で上場日にLINE株(実際にはADR(ティッカーLN))を購入するという方法が有効になる可能性があります。

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ADR(米国預託証券)とは何か?

アメリカの証券市場で売買可能な米国以外の国の代替証券を指します。たとえば、アメリカの証券取引所で日本企業の株式を直接売買するのは困難であるため、原株自体は日本国内の銀行に預け、それを原資産とする証券を発行して、代わりにそれを売買することで事実上、その株式に投資をしているのと同じ扱いにするというものです。
参考:ADR(American Depository Reciept)とは

日本でも一部の企業はADRを利用して米国市場に上場しています。

2016年7月に上場するLINEもこのADRを利用してニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場することが決まっています。日本における証券コードにあたるティッカーシンボルは「LN」です。

 

NY市場のLN(LINE)を購入する戦略

今回のLINEの上場はニューヨークに7/14、東京に7/15上場となっています。時系列的にはNYで上場して取引が開始され、そのあとで日本市場で取引が開始されるという流れになります。

そのため、LINEのIPOにおいて最初に値段がつくのはニューヨーク証券取引所となります。

LINEはメッセンジャーアプリとして日本では知らない人がいないくらい有名なアプリです。ただ、アメリカをはじめとした海外ではどうかというと知名度は決して高くありません。

そのため、LINEのIPO自体が米国市場では盛り上がらないかもしれません。そうなるとIPOの初値のプライシングも低いところでスタートする可能性があります。

一方でLINEは国内での知名度は抜群に高くIPO自体もかなり注目されています。日本市場(東京証券取引所)で取引が開始されると日本市場では値を切り上げてくる可能性もあるはずです。

そうなると翌日のNY市場(7/15)では日本市場の株価にさや寄せするような格好になることでしょう。

あくまで「可能性」のお話です。ただ、検討してみる価値はあるのではないかと思います。

 

米国ADRを購入することができる証券会社

ADRを購入可能な証券会社は国内のネット証券だと「米国株投資にお勧めの証券会社の選び方」でも紹介している通り「マネックス証券」「SBI証券」「楽天証券」「カブドットコム証券」が挙げられます。

一方で、これらの証券会社のADRは外国株の取り扱いであり、日本企業がADRとして上場している株は販売していません。そのため、LN(LINE)についても取り扱わない可能性が高いです。

(追記)
マネックス証券が上場初日からLINEのADRを購入できるということを発表しました。LINE上場日までは時間がありますのでぜひとも「マネックス証券」をご利用ください。

 

米国証券会社を利用するという方法もあります。
日本人でも口座開設が可能な証券会社があります。代表的なところでいうと「インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)」だあります。

国内のネット証券や証券会社に口座を開設するよりはハードルは高いと思いますが、気になる方はチャレンジしてみてもよいかもしれませんね。

 

国内でLINEのIPOの割り当てがある証券会社

通常の方法でLINEに投資ができるのは下記の証券会社となります。

主幹事証券
・野村證券
・三菱UFJモルガンスタンレー証券
・ゴールドマンサックス証券
・JPモルガン証券

幹事証券
・みずほ証券
・大和証券
・SMBC日興証券
・SBI証券
・東海東京証券
・マネックス証券

ちなみに、個人投資家にお勧めのIPO抽選に参加しやすい証券会社については「IPO株投資におすすめの証券会社の選び方」の記事もご参照ください。

上記の中だと、「SMBC日興証券」「SBI証券」「マネックス証券」あたりは外せないところだと思います。あとは、主幹事の力を発揮できるかというところで野村證券ですかね。

 

以上、LINEの米国ADR(LN)に投資可能な証券会社というお話でした。

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