投資全般・コラム

休むも相場の意味

休むも相場(休むも相場なり)とは相場格言の一つで、冷静に相場と向き合うためにも常に市場で取引をするのではなく、たまには休んで自分のトレードはもちろん、相場全体も冷静に見つめてみようという意味になります。

ちなみに、「売り買い休め」、「売るべし 買うべし 休むべし」、「売り買い休みの三筋道」といった格言もほぼ同様の意味となります。

常に取引していると冷静に見れなくなる?

常に相場で取引をしていると冷静に相場を見れなくなってしまう恐れがあるので、いったん市場から離れてみて、冷静に見ることは大切ですよという格言です。

相場は土日祝日を除いて毎日動いています。為替なら祝日はないですね。特に毎日トレードしているようなデイトレーダーの方で毎日神経をすり減らしているかもしれません。

そういう方はこの「休むも相場」という格言を思い出して、少しゆっくりしてみるといいかもしれません。

そうすることでまた違った面から相場と向き合うことが出来たり、別の糸口が見つかるかもしれません。

 

大きく買ったとき、負けたときも休んでみては

人間は冷静になれないときもあります。特に人は相場で負けたときそれを取り返そうとするあまりに無謀なトレードをしてしまうことがあります。

逆に大勝ちしたときに変な万能感で通常取らないようなリスクを取ってしまうこともあります。

そうしたときこそ、休むも相場として相場を俯瞰的に眺めてみるといいかもしれません。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。