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FXの口座開設キャンペーン用。低リスクで取引ロットを稼ぐ方法

money-iii-1254139FXの口座開設は比較的魅力的なキャンペーンが豊富です。口座開設+取引で数万円のキャッシュバックといったような案件も多数あります。本来のFX取引はそっちのけで、そんなキャンペーンを渡り歩いて(?)、キャンペーンのキャッシュバック等をもらってばっかりという人も多いようです。

その一方で最近ではこうしたFXキャンペーンの条件も厳しくなってきました。従来は口座開設だけや入金だけでOKだったものが取引○○ロット(枚)以上といったように取引数量が求められるようになっています。

今回はそんなFXの口座開設キャンペーン用に、できる限り低リスクで取引ロットを稼ぐFX取引のやり方を紹介します。

FXキャンペーンの活用で知っておきたいポイント

FXの口座開設や取引キャンペーンなどの条件はおおむね下記のとおりです。

・新規の口座開設
・初回入金○○万円以上
・××ロット(枚)以上の取引

 

新規の口座開設と初回入金についてはあまり気にする必要はないでしょう。
口座開設キャンペーンなら、口座開設は当たり前です。初回入金については、○○万円以上と書かれているはずなので、それ以上の金額を必ず振り込む(入金する)ことだけで条件はクリアできます。

ちなみに、入金の際は分割せずに条件金額以上を「まとめて」入金するようにしてください。分割入金の場合はキャンペーン対象外になるというところが多いです。

そう考えたとき、「××ロット(枚)以上の取引」という条件が最大のネックとなります。

今回はそんなキャンペーンの条件を満たすための取引条件や低コスト・低リスクでロット稼ぎをする方法などを紹介していきます。

 

まずはキャンペーンの見極め。取引条件の難易度を知ろう

まずはFXキャンペーンの難易度から考えましょう。FXの取引単位は一般的には「1枚」「1lot(ロット)」という表現が利用されます。

ごく一般的には「1枚=1lot=10000通貨単位(南アドルは10万通貨単位)」というように設定されているケースが多いです。たとえば、米ドルなら1枚=1万ドルというわけです。

ただ、1枚、1ロットという単位に明確な定義があるわけではなく、FX業者によっては1枚(1lot)=1000通貨単位という場合もあります。

一方で1通貨単位という場合はそのまま1ドルを指します。

FXキャンペーンによる必要取引量については案件でかなり差があります。1通貨単位でOKというところもあれば、1000枚以上(ロット以上)の取引が必要といったような条件を設定しているケースもあります。

単純にFX取引による売買で儲けようと考えていないケース(キャンペーンでのキャッシュバック等が目的のケース)で、「もらえるキャッシュバック金額<為替取引によるリスク」となっては何の意味もありません。

実際にどの程度ならキャンペーンを活用してもいいのか?という話ですが、実際にFXのロット稼ぎをするためのコストを先に見ていきましょう。

 

FXでの取引リスクやコストを最小限にロット稼ぎをする方法

ロット稼ぎは最小の取引リスクやコストで取引回数(取引ロット)だけを増やす取引のことを指します。

1)利用するのはスプレッドが最も低い「ドル円」を利用
2)IFD注文を利用して即取引を終了させる
3)取引はドル円の取引量が多い、相場の安定した日本の昼時間に行う

上記の3つが心得となります。

 

利用するのはスプレッドが最も低い「ドル円」を利用

ロット稼ぎに向いているのはスプレッドの安いドル円です。ロット稼ぎは短期間に売買をして取引を終了させるので、基本瞬間で取引終了となります。
現在のFX取引にかかるのは為替レートにおける買値と売値の差であるスプレッドだけですので、このスプレッドが小さなドル円で取引をするようにします。

たとえば、「DMM FX」の場合、ドル円のスプレッドは原則として0.3銭ですが、ユーロ円の場合は0.6銭と倍になります。ロット稼ぎを考えたときの最小コストはスプレッドとなりますので、ドル円で取引をするほうがユーロ円で取引をするよりも半分のコストで済むわけです。

スプレッドについてもっと詳しく知りたいという方は「スプレッドはFX取引の取引コスト」が参考になるはずです。

 

IFD注文を利用して即取引を終了させる

ロット稼ぎにおいて相場観を求めないのであれば、売買を瞬間的に終了させるのが重要です。ドル円を買った瞬間にドル円を売ることで取引ロットを増やすわけです。同時に為替変動によるリスクを大きく減らすことが可能です。

IFDという横文字が出てきましたが、これはFXキャンペーンでは買い注文を出すときに売り注文を出すという注文だと覚えておけばいいです。

たとえば、1ドル110円10銭で買い(通常)+1ドル110円9銭で売り(IDF)という注文を出すとします。この場合取引が成立した瞬間に1ドル110円9銭で売り注文を出すというものです。

FX取引の値決めルール上、瞬間で為替レートが動かない限りはほぼ購入した値段と同様で売れるはずです。

 

取引はドル円の取引量が多い、相場の安定した日本の昼時間に行う

こうしたロット稼ぎの取引はドル円の取引時間が大きい日本の昼時間に行うようにしましょう。取引量が少ない時間帯だと前述の為替スプレッドが拡大して、ロット稼ぎの取引をするコストが上昇する可能性があります。

また、相場の動向もみましょう。為替レートの値動きが大きい日や株式市場の大きく動いているタイミングは為替レートの大きな変動が起こる可能性もあります。

FXキャンペーンのロット稼ぎは儲けることが目的ではなく、取引量を増やすいことだけが目的です。為替相場がさざ波のようなタイミングで取引をするようにしましょう。

逆に、相場が荒れているタイミングや為替相場に影響をあたえるような重要な経済指標が発表される日などはロット稼ぎの取引はやらないほうが賢明です。

 

上記を守ればリスクは限定的

以上のルールでFX取引をすれば、ロット稼ぎのコストは「理屈の上ではスプレッド相当」で終わらせることができるはずです。仮にスプレッドが0.3銭という場合、1通貨の取引はその半分の0.15銭となります。1ロット(1万通貨)にすれば10000×0.0015円=15円が最低コストです。10ロットで150円、100ロットで1500円ということになります。

実際には値動きもあるので最小コストですむということにはならないと思いますが、その5倍以上かかるということはないでしょう。そう考えれば10ロットで600円、100ロットで6000円くらいがロット稼ぎの必要経費と見積もることができます。

 

これらをもとに、FXの取引キャンペーンを活用するかどうかを考えるとよいでしょう。
ただ、為替相場というのは時に急激な動きをすることがあります。急激な値動きがあった場合には注文が間に合わなかったり、スプレッドが極端に開いてしまうような場合もありますのでご注意ください。

くれぐれも相場が安定したタイミングを利用するようにしましょう。

 

以上、FXの口座開設キャンペーン用。低リスクで取引ロットを稼ぐ方法を紹介しました。

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高山一郎
高山一郎です。株や投資に関する情報発信を始めて10年以上、投資歴は15年以上です。実際の経験に基づく役立つ投資やお金に関する情報を発信していきます。