IPO(新規公開株)は比較的成績が好調であることが多いため、IPO抽選に応募して当選するためには「できるだけ複数の証券会社から応募する」というのが鉄則のように語られています。ただ、その一方で心配なのは、同じIPO銘柄に対して異なる証券会社から同一の人物で申し込みをしてもいいのか?ということです。
IPOへの申込=BB(ブックビルディング・需要調査)への参加とういことですので、同じ人間が複数の場所からブックビルするのは正しくないような気もします。今回はそんなIPOは複数の証券会社から申し込みをしても問題はないのか?という疑問を調べていきます。
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株式の公募売り出しと立会外分売はどちらも、大株主が広く投資家向けに保有株を一定の条件で売却するときに利用される取引方法です。投資家サイドから見たらほぼ同じに見える公募売り出しと立会外分売にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は公募売り出しと立会外分売の違いについてわかりやすく紹介していきたいと思います。
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公募増資や公募売り出しは上場企業の株式が一般投資家に販売される方法の一つです。東証などの証券取引所を経由して売買される一般的な市場とは別に、増資や売り出しを引き受けた証券会社を通じて個人投資家が株式を購入します。
そうした株式の公募は先ほどから名前を出しているように「増資」と「売り出し」という二種類があります。同時に行われることもありますが、この二つは大きく意味合いが異なります。今回は株式の公募増資と公募売り出しの二つの意味の違いを説明していきます。
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株主優待について現物買い+空売りを組み合わせることで、優待だけを受け取る株主優待クロス取引は各方面で紹介されているので有名になってきました。ところが参加者が増えたことで「逆日歩リスク」が大きくなってきたのも事実です。
そ の中で注目されているのがSBI証券が提供している一般信用短期売り(5日)です。逆日歩が発生しない一般信用取引の空売りで、こちらを利用すれば逆日歩 リスクゼロで株主優待のクロス取引が可能です。今回はそんなSBI証券での一般信用短期売りを利用した株主優待クロス取引のやり方を説明します。
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2016年の注目IPOのLINE。東京証券取引所とニューヨーク証券取引所(NYSE)への同時上場も話題になっています。上場日は7/15(東京)、7/14(NYSE)です。時間上はニューヨーク証券取引所への上場が先です。LINEは米国での知名度が低いため、株価を主導するのは日本市場になりそうです。
そう考えた時、先行する米国市場で上場日にLINE株(実際にはADR(ティッカーLN))を購入するという方法が有効になる可能性があります。
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6月の株主優待は1年を通して4番目に多い月です。カゴメや日本マクドナルドなどのように株主優待として特に人気の高い優待企業も多いです。
今回はそんな6月株主優待銘柄の中でも定番銘柄や人気が拡大している銘柄の紹介のほか、株主優待投資のコツや注意点、クロス取引を考えている方のための過去の逆日歩情報などを発信していきます。
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株式投資を短期の売買ではなく、株主優待や配当金などの受け取り、あるいは中長期的な株価上昇などを目的で考えている投資家向けの証券会社選びのコツや、そうした投資にお勧めのネット証券のサービスなども比較していきます。
あなたの投資をより効率的にできる証券会社選びに役立てば幸いです。
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上場企業の3割超が株主優待制度を設けている現在、株主優待制度がある企業で働いている方も少なくないはずです。また、企業によっては従業員持株会という給料天引き&自社株への積み立て投資が可能な制度が用意されているところも多いでしょう。
補助などが利用できることもあり、従業員持ち株会を利用している人も少なくないと思いますが、従業員持ち株会で株を積み立てするデメリットに「株主優待がもらえない」というところがあります。このデメリット、手続きさえすれば一気に解決するので、損をしないようにしっかりと手続きをしましょう。
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株主優待制度は株を所有している株主に対して提供される優待品です。この株主優待は個人が株主になっている場合だけででなく、一般の事業会社や法人、組合、機関投資家などの団体、組織が株主の場合でも提供されるものなのでしょうか?
答えからいうと、株主優待はだれが株主であっても提供されます。なので大企業間で株の持ち合いなどをしている場合はすさまじい優待が送られたりすることもあるそうです。ただし、一般的には優待は上限をつけていることが多いため、大株主などが受け取る優待にも限度があるようです。
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IPOに応募するために証券会社各社のブックビルディングに応募しているという方も多いのではないでしょうか?そうしたブックビルディングへの応募や抽選への参加について理解しておくべきポイントが一つあります。それは抽選対象になるための資金が確認されるタイミングや資金拘束です。
無制限に投資資金があるという方は別ですが、限られた投資資金で効率よくIPOに申し込みをするためのポイントやコツを紹介していきます。
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