2016年4月1日調査時点のネットバンク・銀行の定期預金金利を調査した結果を発表します。相変わらず金利水準は低いままです。多くの銀行で金利の引き下げや条件の悪化といった形になっております。一方でイオン銀行のようにマイナス金利導入前と比べてもほとんど金利を下げていない銀行もあるので、そうした銀行を活用するほかない状態です。
普通預金部門ランキング
イオン銀行の普通預金がダントツにお勧めです。都市銀行の普通預金の金利は0.001%(三菱東京UFJ銀行)なのでこれと比べると1位のイオン銀行は120倍の金利がつく計算になります。
実際に他のネット銀行の定期預金と比較してもこちらの金利の方が高いことが多いため、現状ではイオン銀行の普通預金という運用がベストだと思っています。
1位:イオン銀行普通預金 0.12%(+0.00%)
2位:楽天銀行 マネーブリッジ 0.10%(+0.00%)
3位:住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金 0.02%(+0.00%)
定期預金部門ランキング
金利水準は全体的に低下。ほとんど魅力のない水準にまで落ち込んでいます。
3ヶ月満期定期預金
1位:新生銀行 0.50%(+0.00%:新規口座開設者限定)
1位:イオン銀行 0.05%(+0.00%)
2位:じぶん銀行 0.04%(+0.00%) auユーザーは金利+0.1%
※新生銀行の場合は新規口座開設者限定です。そうでない方の金利は0.025%となります。
6ヶ月満期定期預金
1位:ソニー銀行 0.07%(-0.08%)
1位:イオン銀行 0.07%(new)
3位:住信SBIネット銀行 0.03%(+0.00%)
1年満期定期預金
1位:イオン銀行 0.12%(+0.00%)
2位:ソニー銀行 0.07%(-0.08%)
3位:じぶん銀行 0.05%(+0.00%) auユーザーは金利+0.1%
3年満期定期預金
1位:イオン銀行 0.17%(+0.00%)
2位:楽天銀行 0.05%(-0.12%)
3位:セブン銀行 0.04%(-0.10%)
※リンク先はネットバンクの比較サイト(詳細情報)となっています。各銀行のサービスや手数料、金利状況などはリンク先でご確認ください。
番外編:短期定期預金シリーズ
通常の定期預金の期間と比べてかなり短い、短期の定期預金金利です。最近では金利の引き下げが続き、こちらに預けるくらいなら今のところ、イオン銀行普通預金が0.12%なのでそちらの方が有利です。
>>新生銀行 2週間満期預金 0.05%(+0.00%)
低金利下でイオン銀行の普通預金(0.12%)で素直に運用がおすすめ
とにかく、普通預金や定期預金のような形で「運用(お金を増やす)」というのはますます難しい状況です。
色々工夫をして少しでも有利な預金に預けると言うよりも、どちらかというと放置しておいて、都市銀行の様な超低金利の預金よりは多少色がつくと言ったような預金(普通預金)などがお勧めです。
2016年4月の大手都市銀行や地方銀行の多くは普通預金金利は0.001%です。100万円を預けてたったの10円しか利子が付きません。一方でイオン銀行の普通預金であれば金利は0.12%で同じ条件なら1200円の利子が付きます。
普通預金なのでいつでも出金できますので当面はこうした手軽に預けられて高金利な預金を活用する方がよさそうです。
>>イオン銀行公式ホームページはこちら
なお、イオン銀行の普通預金が0.12%になるにはイオンカードセレクト(クレジットカード一体型キャッシュカード)の申し込みが必要です。年会費は無料です。
以上、2016年4月度 ネットバンク定期預金金利ランキングでした。