30 June

退職金専用の定期預金の金利が高い理由はなぜ?

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deposit各銀行とも力を入れているのは「退職金専用の定期預金」です。満期までの期間は短めですが、ネット銀行の定期預金などと比較してもはるかに高い金利で運用できるというのが大きな特徴です。正直言って、この金利水準の定期預金を提供して利益が出る銀行はありません。基本的に「損をして預金を集めている」というのが現状です。それはなぜなのでしょうか?

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退職金は将来の運用商品へと化ける資産

理由はこれです。
定期預金という安全な運用商品で退職金を預金してもらい、3カ月くらいの短期で運用させます。2%とか3%とか高い金利を付けたとしても3カ月なら年率換算すればわずか0.75%分です。

そして、満期が来たのでー。と案内しておいて「投資信託はいかがですか?」「退職金を安全に運用できる年金保険で老後に備えませんか?」といった具合で、退職金をその他運用商品へと誘導するという入口にしているんですね。

こうした商品は販売手数料やコミッションが高く、定期預金のキャンペーンで払ったコストなんて一瞬で回収できます。
言い方は悪いですけど、退職金専用の定期預金は囮商品です。

 

実際のところ、退職された方で老後についてのお金の不安が無い方の方が珍しいです。そうした状況を逆手にとって、運用をアドバイスすることで投資経験は無くても運用に走る方も少なくありません。

退職金を運用すること自体は悪いことではありませんが、殊に投資信託は「投資信託を銀行窓口で買ってはいけない」でも書いている通り、対面型の銀行で販売しているものはかなり割が悪いもの(手数料が高くて投資家にとって有利ではないもの)が多いので、お勧めしません。投資信託を運用するならしっかりと自分で勉強した上で手数料が安いネット証券を活用するべきです。
参考:投資信託はSBI証券で保有するのが一番お得な理由

 

逆手にとって1年間は4つの銀行を渡り歩いて高金利で運用する

ちなみに、こうした銀行のキャンペーンを逆手に取る方法もあります。
大抵の退職金専用の定期預金は「3カ月」が満期になっているものが多いです。「6カ月」「12ヶ月(1年)」というものもあるようですが少数です。また、この定期に預けられるのは退職後(退職金支給後)1年間だけとなっているところが多いです。

これを利用すれば、銀行を転々とさせれば最大で4回まで高金利のキャンペーン定期預金を活用することができると言うことになります。銀行側も囮商品だということを理解した上でやっているキャンペーンなのですから、預金者としてはそれを合理的に活用するのは決して悪いことではありません。

ちなみに、最後の4回目はできるだけ満期が長い退職者用定期預金に預け入れをすると長期間、退職金を有利に運用するkとができます。

 

念のため、ペイオフには注意

銀行預金は1000万円+その利息は預金保険によって保護されますが、それを超えた分は保護されません。退職金の運用戸いう場合、2000万円、3000万円といったようにペイオフの上限を超えている方も少なくないかと思います。
ペイオフについては「ペイオフ対策の必要性とその方法」で記事を書いているので気になる方はこちらもご参照ください。

 

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