若い人は株式投資(資産運用)よりも自己投資が重要?

job多くの人にとって「働いて稼ぐお金」というものが人生で最も大きな収入になります。その上で、若い時に「より多く稼げるようになる」ということはそれだけ長い人生においてより多くの賃金収入を得ることができるということになります。

若い人とって自己投資が重要というのは若い時に自分に投資をしてその結果、高収入を得ることができるようになれば、それは株式投資(投資信託などへの投資を含む)などで得られる平均的なリターンよりも大きくなるからです。

今回はそんな20代のような若者がお金を投資するとき他者(株や投信)に投資するべきか、それとも自己(自分自身)に投資するべきかという課題について考えていきたいと思います。

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生涯賃金の差は大きい

国税庁が民間給与実態統計調査結果によると、生涯賃金は平均的なサラリーマンで2億円弱となります。一方で生涯賃金(生涯年収)はフリーターのように非正規で働いている場合と、大企業の正社員で働いているという人でも大きな格差が生じます。

一般に非正規の生涯賃金は8000万円ほどで、大企業正規社員の場合で2~3億円程度ともいわれており、正規雇用と非正規雇用との間における賃金格差には非常に大きなものがあります。

働き方を例に挙げましたが、正社員間であったとしても働く会社や役職などによっても差が出てきます。仮に昇給のスピードが他の人よりも2%高いだけでもトータルの生涯賃金では大きな差がでることになります。

また、単年度の年収を高めることも大きいですが、長く働けるようにするというのも一つの手段です。今は65歳が定年ですが、70歳まで80歳まで働けるようにするだけでも大きく生涯賃金は変わってくることになります。

収入を増やすための投資、長く働けるための投資といったように、自分が稼げるための投資というものは、人生における経済的な豊かさを得るための一番の方法といえます。

 

自己投資で生涯賃金は変わるのか?

それでは、自分への投資をすれば生涯賃金というものは大きくアップすることになるのでしょうか?

100%成功するかどうかは分かりませんが、間違った投資で無ければ効果はあるでしょう。

 

資格手当などがある資格取得は確実な年収アップ

すでにお勤めになっているケースで考えると、会社が奨励金・資格手当を出しているような資格を取得できれば当然ながらその分、年収はアップするでしょう。こうした自己投資に対する結果は明らかです。

たとえば、不動産業で必要な宅建資格は2万円程度の資格手当を支給する会社が多いようです。この場合だと年24万円、30年間で360万円ものリターンがある自己投資ということになります。
当然ですが、こうした資格手当としての利益だけでなく、昇進のスピード等に影響するケースもあるかもしれません。

 

すぐには影響がないかもしれないけどステップアップにつながる

前述のような資格手当に即、結びつくようなものではなくてもその会社で必要とんされる能力や技能を身に着ければ、それが日の目を見る日が来るかもしれません。
また、多くの会社から求められているような技能や知識を身に着けてれば転職等でステップアップすることも可能です。

 

人脈づくりも有効かもしれません

何かしらのビジネスをするときに「人脈」というのは侮ることができません。
知らない人に頼むよりも知っている人(信頼できる人)に頼むほうがはるかに低コストで仕事ができることもあるからです。

将来独立を考えているのであれば、人から紹介されるようになっておくための人脈を作るというのは大切なことだと思います。

その一方で、単なる名刺交換は人脈ではありません。人脈が生きるのは「自分が与えることができるものがある」場合にしか有効ではないと考えています。
自分はだれにも負けない○○という技術・ノウハウ・能力・情報があるということが前提です。

 

自己投資の方法は人それぞれ

投げてしまうようですが、自己投資の方法は人それぞれだと思います。

今の会社に一生涯働くつもりで行う自己投資と、別の会社や別の業界に転職するための自己投資、独立起業するための自己投資といった部分ではまったく必要な事が異なるからです。

今の会社で一生涯働くという前提で早く出世するというのが目的であれば、その業界で必要とされていることの知識や経験を積む、会社で取得を奨励されている資格取得、社内営業のために必要なことも自己投資になるでしょう。

独立を前提として考えているのであれば、その起業の成功率をより高めるための人脈作りや、経営者として必要とされる知識などの習得にも努める必要があるでしょう。

 

大切なのは5年後、10年後を考えること

自己投資をするにあたって大切なことは自分が5年後、10年後にどうしていたいか?ということをしっかりと意識することです。

経理のスペシャリストになりたいから簿記や税理士の勉強する、社労士など周辺分野の勉強をするというのはアリです。一方で資格を持っていたら転職できそうだし、とりあえず簿記でも勉強するか、というのはあまりお勧めできる自己投資法はいえそうにないです。

自己投資にもお金がかかるわけですから、何でもかんでも手を出すわけにはいきません。

・それをすることでなりたい自分に近づけるか?
・それで収入はアップするか?
・それを勉強して役立つシーンが想像できるか?
・それをやれば確実に成長できるか?

こうした項目をしっかりと見極めたうえで、何に投資をするのかを金銭的な面を含めて考えるべきです。

 

株式投資よりも自己投資が重要か?

20代のような若者であれば、優先順位は自己投資でよいと思います。
ただし、まったくのゼロよりは少しは資産運用(投資)も考えてみるべきです。投資をすることいで経済に興味が出るという方も多いですし、投資も勉強が必要です。

自己投資と株式投資に資産を配分するとして、若いときは自己投資中心でかまいませんが、30代、40代、50代となってくると優先が株式投資(資産運用)に代わってきます。

その時に投資のことがしっかりと理解できるように若いときから株式投資や投資信託などを実際に行ってみましょう。もしも、失敗したとしてもそもそも運用している資金が少ないのでダメージも少ないはずです。
また、そのあとの長い人生でいくらでも回収・リカバリーが可能です。

ですから、若いときに資産運用に全力を尽くす必要はありませんが、少しだけでも投資をする習慣を身に着けておくことも自己投資と合わせてお勧めします。

 

以上、若い人は株式投資(資産運用)よりも自己投資が重要?というお話でした。

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