22 October

注意したい定期預金と投資信託の抱き合わせ販売

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最近、銀行のキャンペーン情報などを見て思うのが、定期預金と投資信託を抱き合わせるかのような販売方法です。たとえば、投資信託購入額と同額の定期預金金利を2ヶ月限定で年利7%でご提供といったようなキャンペーンです。超低金利の時代に7%の定期預金金利は相当な魅力に見えますよね?でも、実はお徳でもなんでもなかったりするキャンペーンも多いのが現状です。今回はこの定期預金と投資信託の抱き合わせ販売キャンペーンについてみていきます。

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注目したい点1:高金利が適用されるのは超短期

まず、高金利が適用されるのはごく限られた期間であるということです。金利7%とかかれるとかなり高い金利のように思えますが、適用される期間がたったの2ヶ月という場合、実質上の金利は7%×(2÷12)ヶ月=1.166%にしかなりません。さらに税金もかかりますので、税引後の金利はわずか 0.933%となってしまうのです。
たしかに運用されるのは高金利ですが、期間が短く経過後は普通の金利(低金利)が適用されることになるので実質的なうまみはさほど大きくありません。

 

注目したい点2:投資信託の販売手数料が高い

投資信託は販売時(購入時)に「販売手数料」と呼ばれる手数料がかかります。
この販売手数料は実は投資信託を購入する金融機関によって異なります。このあたりは「投資信託と販売会社による違い」などでも指摘されているとおりです。

あくまでも一般論ですが、投資信託の販売手数料は「銀行・証券会社>ネット証券」といったような形で設定されていることが多いです。そのため、もととも投資信託に投資をするつもりだったから。という方であってもキャンペーンを使わずにネット証券で素直に投資信託を買っていたほうが得だったという可能性もあるわけです。

具体的に比較をしていきます。「三菱東京UFJ銀行(都銀)」「SMBC日興証券(大手証券)」「SBI証券(ネット証券)」におけるグローバルソブリン・オープンの販売手数料についてそれぞれ見ていきたいとおもいます。

三菱東京UFJ銀行:1.575%
SMBC日興証券:1.575%
SBI証券:無料

となっているわけです。ちなみに、先ほどの金利キャンペーンにおける実質的な受け取り金利は「0.933%」ですから、グローバルソブリンオープンの販売手数料すらまかなえないわけです。

同じ投資信託を買うなら、金利ゼロでも銀行に預けておき、ネット証券で販売手数料無料(ノーロード)で投資信託を買ったほうがお得ということになるわけです。

 

いかがでしょうか?最近この手のキャンペーン告知をよく目にするので記事にしてみました。個人的にはこうした抱き合わせ系の金利キャンペーンはぜんぜん得じゃないことがおおいので大嫌いです。

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