06 August

信用取引のコスト比較は手数料よりも金利が重要

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証券会社で株取引、特に信用取引をするという方が増えているようです。ネット証券の普及により信用取引がより手軽に行えるようになってきたのも背景かと思います。さて、そうした信用取引をするときに注意したいが「金利・貸株料」の概念です。現物株の取引コストは「手数料」が中心だったわけですが、信用取引の場合はこうした「金利コスト」を重視する必要があります。

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信用取引にかかるコストのまとめ

信用取引をするうえで必要になるコストは大きく「手数料」と「金利・貸株料」の2種類があります。現物株取引の場合は、前者の手数料しかかかりませんので、意外とこの後者の「金利・貸株料」を考えない方も多いようですが、気をつけましょう。

手数料
現物株取引の場合と同様です。ただし、証券会社の手数料表などを見てみると、手数料が現物株よりもかなり安くなっているケースが多いようです。中には「SMBC日興証券」のように信用取引の売買手数料を「無料」としている証券会社もあります。

金利・貸株料
信用取引における「信用買い」や「空売り」は、証券会社から現金や株券を借りてきて取引をすることになります。「借りる」以上はその借りるためのコスト(金利)を支払う必要があります。それが、金利・貸株料です。金利は信用買いのケース、貸株料は空売りをする場合に発生します。
なお、この仕組みがわからないという方は「信用取引とは」などを参考に、信用取引の仕組みを学んでください。

 

特に注意したい「金利と貸株料」

上記のコストのうち、手数料は現物株と同じもので分かりやすいです。
しかしながら、「金利」「貸株料」は意外と分かりにくく、さらに取引の方法によっては意外と高コストの支払いが必要になるのです。

 

金利・貸株料のしくみ

信用取引の金利や貸株料は各証券会社によって利率が提示されています。
具体的に、GMOクリック証券のケースで信用取引の金利・貸株料を見ていきたいと思います。
(金利情報は、2012年8月6日調査時点のものです。ベースは制度信用取引。)

買方金利:2.30%
信用取引貸株料:1.10%

どういう意味かというと、信用取引をしてそのポジション(建て玉)を維持する上で、年利換算で上記の金利が発生するという仕組みになっています。

たとえば、ある会社の株式として、1株1000円で3000株を信用取引(買い)をしたとします。
この場合、1000円×3000株=300万円のポジションを持つということになります。

信用金利はこの300万円に対して発生することになるわけです。300万円の2.3%というと年6万9千円です。1日に換算すると189円という金利に直すことができます。
この金額が大きいと感じるか、小さいと感じるかは投資家次第ではありますが、決して安い金額ではないと思います。(ちなみにGMOクリック証券の信用取引売買手数料は1約定につき150円(固定))

金利の利率自体は小さく感じるかもしれませんが、信用取引は証券会社に預けている資金の数倍の取引ができるわけです。たとえば、500万円の投資資金を預けているケースでは、最大1500万円ほどのポジションを組めるわけです。この1500万円の2.3%なら年間で34.5万円の金利が発生する計算になります。

ちなみに、金利・貸株料は毎日加算されています。そのため、売買の期間が短い方はさほど大きな金額にはなりませんが、制度信用取引の期限いっぱい(6カ月)ポジションを維持するような場合は高額の負担をすることになってしまいます

 

信用取引で証券会社を比較する場合のポイント

信用取引をするために証券会社を比較するポイントとしては、手数料に加えて「金利・貸株料」を重視することが大切だということが分かっていただけたかと思います。

まず、売買を超短期、デイトレード、スイングトレードで考えているような方の場合は金利・貸株料はあまり考慮しなくてもいいかもしれません。そういう方は手数料重視で考えてもよいでしょう。

手数料の安い証券会社
SMBC日興証券 (手数料無料)
ライブスター証券 (一律84円)
GMOクリック証券 (一律150円)

 

一方で、短期売買だけではない信用取引の利用も考えているというのであれば、手数料よりも金利を重視する方がよいでしょう。

信用金利の安い証券会社
ライブスター証券 (買方金利:2.30%)
GMOクリック証券  (買方金利:2.30%)
SBI証券 (買方金利:2.80%)

 

証券会社に関する情報の提供元
信用取引講座 (信用取引におすすめの証券会社)

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